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日本と中国、コピー商品

ここ数年、中国のコピー商品の事が良く話題に上がる。
中国の前は韓国。
その前はというと、日本だと思う。
そう考えるとこの東アジアってどうなのと思ってしまった。

僕の知合いのリノベーションの設計会社をしているところも、
よく言えば中国製のレプリカ品を扱っている。
ジェネリックリプロダクト品って言ってるけど。←なんやねん!それ!!
お互い独立したての頃は、一緒に仕事をしたことがあったけど、
今は道が違うので疎遠になった。
むこうは大きくなっているけど、こういうのを見ていると悲しくなる。

大手の場合でも、以前、西武百貨店はイギリスの家具店「ハビタ」(現在はIKEAの傘下)
の日本の店舗を運営していたが、どういう訳か本国のカタログに載っている
製品のコピーを店頭で売っていて、当時「ハビタ」の代表だったテレンス・コンラン卿が
来日して店内を視察し模造品に激怒したという噂を聞いたこともあった。
20年前の日本では、こんなことは日常茶飯事だった。

ヤコブセンのセブンチェアは世界的にコピー商品が多く出回っていて、
数年前コペンハーゲンの博物館で、
世界で製造されているセブンチェアの偽物を一堂に集めた展覧会が開かれたこともある。


20100708_2

ニーチェアXというベストセラー家具のデザイナーである新居猛さんは、
ニーチェアのコピーが多く出回っていることに憤り、特に悪質な通販会社を訴えたことがあった。
しかし、今も昔もプロダクトデザイン=応用芸術の著作権は認められていず、
勝ち目のない弁護を引き受ける弁護士もなく、一人で裁判を闘ったのである。
もちろん敗訴。
この新居さんの裁判の話は良く知っていて、サラリーマン時代に少し関わっていた。
(裁判とは関係ないですよ。新居さんの椅子の流通でです。)
上司の営業マンがボソッと言うたのは、
「どうせ金目的やろ、○○会社が○○○万円ぐらいだしたら終わるやろ」
こんな事が、普通に言われていました。
しかも、自分とこで、正規の商品を扱っているのに、
コピー商品や著作権についてなんて、そんな感じでした。
すごく、いやな思い出です。

一方、80年代は日本のショップデザインがヨーロッパでよく真似されていた。
倉俣史朗氏のインテリアがまるごとコピーされたお店が地方にできた時、
その写真を見た倉俣さんは、
「自分が納得がいかない個所までそのままコピーするのではなくて、
せめて直しておいて欲しかった」と言ったそうである。

20100708_1


| 生活雑感 | 18:53 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

コピー商品か・・・。
嫌いですね。
個人的にアイデア盗んで利用しちゃう程度は有効範囲なんですが、それをビジネスにしてしまうのはなんだか気持ち悪い。
ケースは違うけれど、フランスのブランド物は中国で山とコピーが生産されている。
委託した中国の工場でも正規品と同じ偽物が出回っていることも聞いた。
うんざりする事は、フランスでは高級ブランドCやLVなどは本当の裕福層しか持たないのに対し、日本から始まった高校生までブランド物を持ったり、ローン抱えてパートして節約しているような人も持っていたりする。
ブランドも泣いている。
変な価値観だ。
それが、韓国が先ずまねして、今は中国人が日本と同じようなことをしている。
なんか話が変なほうに行ってしまってるかな?
模造品を平然と作ったり利用したりする人たちは、自分に自信がない人たちなんだろうな。
でも、作り手の立場からしたら自分の作品をこんな風に利用されるのはたまらない。

あ~なんかまとまらないし、話がそれている気がしたので止めます。
でも、言われていることすごく納得して読みました。

| BOB | 2010/07/08 21:52 | URL |

Re: タイトルなし

こんにちは、BOBさん

コピー商品嫌ですね。
まとまらなくなる、その気持ちよくわかります。
僕もなりかけました。
書こうと思えば、どんどんでてくるので、抑える事で何とか‥‥。

今のコピー商品や学生が持つブランド品とかって、
すべてとは言わないですけど、日本発祥のような気がします。
今、ニュースとかであんなに騒いでいるのにね。

東アジア、東南アジアって、どんどんうわべを真似していくように思います。
中身は本当に薄っぺらいと思えて、見ているほうが恥ずかしくなります。

これ以上言うと、かなり毒舌になりそうだし、
まとまらなそうなので、この辺で

---------------------------------------------

倉又史郎氏のこういう気持ちがあれば、
良いように変わっていきそうですのに。

| A.Kawakami | 2010/07/09 21:44 | URL |

また、こんばんは*

ブランドCやLVのお話。確かにヨーロッパでは富裕層の方しか持ちませんよね…。そのブランドに見合った方が持つべきものという意識が感じられるというか、ブランドに対しての敬意みたいなものが感じられます。日本人?アジア人?は、逆にブランドを自分のレベルに下げている気が(こういう言い方は良くないのかもしれないですけど)。

ジェネリックリプロダクト品という言葉は私も聞いたことがあります。イームズの作品もリプロダクト品多いですよね。DCWのリプロダクト品は改良されて?いる部分もあったり、機能面重視の方にはいいと思います。
私は佇まいのほうを気にするので原型?初版?のほうが好きです。でもとてもとても手が出せないのですけれど…。

| ORIERIO | 2010/07/10 00:05 | URL |

Re: また、こんばんは*

こんにちは、ORIERIOさん

リプロの商品って、すごく良いのは良いんです。
技術革新や研究のおかげで、当時、出来なかった事や、価格が抑える事が出来たりして、
良いものを買いやすくなったし、品質も上がっていることは、本当にすごいですよね。
この事に関して、当時のデザイナーの方々も喜んでいるはずです。

ただ一部のメーカーは、ただただ安くする為に品質、素材、技術を落として作ってるのが現状なんです。
その商品のデザイナーさんや当時の製作会社の名前を出すなら、
倉又四郎さんじゃないですけど、当時関わった方の思いも一緒に、リプロダクトして欲しいと思うんです。

僕は、そういうことまで出来て、初めてリプロダクトって成り立つと思うんです。
もし、価格を抑えて、品質やディテール等を犠牲にするなら、
その方たちの名前をだして欲しくないって言うのが僕の思いですね。


オリジナルって高いですよね。
でも、僕も好きですね
ちょっと、価格に対してやりすぎ感を感じますが‥‥。
きちんと、リプロダクトの概念が浸透し、良質なものが出回れば良いなあと本当に思います。

| A.Kawakami | 2010/07/10 10:35 | URL |

コピー商品

はじめまして

わたしも、そのことにモヤモヤした気持ちを持っています。

一般的に追う立場の人や国は、物事をコピーする傾向が多く、ましてやその勢いがあるほど、あからさまになるのかと思っています。

昔バイト先の事務所に、大手外食チェーンが山本理顕さんに設計を依頼をした建物の図面を持ってきて、同じようなデザインでもうひとつ作ってくれと言われたことがありました。

その頃は、自分の住宅プランも知らぬ間に施主が他の工務店に頼んで建ててしまったり、モラルや遵法意識の無さに無力感がありました。

大工の田中文男さんが言ってましたが、「建築にかかった金額の他に、それを作るまでに大工がしてきた勉強や創意工夫の代金も、御施主さんは払うべきで、あなたも今までのその努力の結果としてこの建物をてに入れることが出来たのだし、それは次の御施主のためでもあるのだから」と。

お金のことだけではなく、デザイナーへの敬意を払う気持ちがあれば、コピー商品はこれほど増えないでしょうけどね。

| Corb | 2010/07/13 10:45 | URL |

Re: コピー商品

はじめして、Corbさん。
コメントありがとうございます。

本当に頭の痛くなる話ですね。
家具でも一緒ですよ。
大阪ではTRUCKさんって有名な家具屋さんがあるのですが、
独立当初は、そのカタログを持ってきて、
「なんぼ(いくら)で作れる?、見積もりして」って言うのが、多かったですね。
そういうのは嫌なので、TRUCKさんと全く同じ値段で見積もりしましたけどね。
案の定、他所に行ったみたいです。(笑)

本当に、敬意を払う事が大事だと思います。
今、中国のことをすごく言っているけど、
日本自体が足元を見て変えていかないと、大変な事になるように思います。

安藤忠雄さんも「情熱大陸」でセキスイがすぐ真似しよるからなあといってましたね。(笑)


Corbさん、これからも宜しくお願いします。

| rico | 2010/07/13 23:09 | URL |















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